人生初の シラミ 事件
朝、娘(小2)の髪を編み込みしようと少しずつ髪の毛をかき分けた瞬間、あるものを発見しました。
髪の毛に白いプツプツ!!!
これは絶対に シラミ だと何故か確信し、私が半泣き。何回叫んだことか。
娘の髪の毛をかき分けかき分け・・・髪の毛を這う成虫発見。
鳥肌ぞわわ~
書いているだけで鳥肌が立ちます(泣)
これはいかん!!!と即連絡帳にお休み連絡をして、急いでドラッグストアに駆除液であるスミスリンシャンプーを買いに走りました。
(シラミごときで休むのと思われそうですが、パニックでそれどころではありませんでした。)
のろまな私が別人のように素早かった~(笑)
ここからがシラミ地獄のはじまりはじまり~。
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見つけたら即シラミ駆除を!
シラミにもいろいろ種類がある
娘がもらってきたシラミは、アタマジラミといいます。アタマジラミは、ネーミング通り頭に寄生するシラミです。他には、トコジラミ(南京虫)、毛ジラミ(陰毛に寄生)などがいます。毛ジラミは性交渉や温泉などで感染するようなので、気をつけたいですね。まぁもらっちゃったら仕方ないですが。
シラミで数種類とか本当にやめてほしい!!
ちなみに娘の頭にいたシラミはこちらです。↓

忠実に描いて、気持ち悪すぎて加工しました。シラミというから白いと勝手に思っていましたが、髪の毛の色と同化しています。
見つけにくいかもしれないので、よーく注意して探してみてくださいね。
アタマジラミの特徴
保育園、幼稚園、小学校低学年の子供たちの間で流行します。子供は遊ぶときに頭同士をくっつけて遊びがち。例えばDSをしているときに覗きこみますよね。頭と頭が触れて、シラミの成虫がすすすーっと移動していくわけです。
もらってきたしらみの成虫は、頭皮へ行き血を吸います。血を吸う際に毒素を残していくのですが、それがアレルギー反応となり痒みが発生するのです。蚊と同類ですね。

そして、シラミの成虫は卵を生みます。1日に3~5個の卵を毛根から5mmぐらいの位置に卵を発見。指で取ろうとしても接着剤のような液でくっついているため、指では落とせません。
白い卵を見つけましたが、白の卵は生み付けほやほやの卵です。
そして、茶色の卵は孵化しそうな卵です。こうなると茶色の卵は危険です。卵は、約10日後には孵化して幼虫へ。
幼虫は1~2週間で成虫になります。成虫になって約一ヶ月もの間、頭に住み着きます。
成虫がいないからといって安心してはいけません。
卵がある限り孵化しますし、成虫はいなくても小さな幼虫が潜んでいるかもしれません。
駆除液(スミスリンシャンプー)は、成虫・幼虫には効果がありますが、卵にはありません。なので、卵が孵化して幼虫になるのを待って駆除をするしかないのです。
ココがポイント
・髪の毛から髪の毛へ這い移る。
・白の卵は生み付け直後
・茶色の卵は孵化前
・卵は約10日後に孵化
・孵化後は幼虫に。
・幼虫→成虫になるには1~2週間かかる
・スミスリンシャンプー は卵には効果がゼロ
地獄の駆除開始
まず、駆除液であるスミスリンシャンプーを購入しなければなりません。ドラッグストアで大体3500円前後で買えます。
液体で、1回で10~20ml使用します。
使い方は、
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1処置前に髪の毛を濡らす。
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2ベランダに椅子を置いて、ゴミ袋をかぶせた娘を座らせ、いざ駆除液湿布。
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3地肌にスミスリンシャンプー液を垂らし、指で揉んで少し泡立てる。
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4頭全体に駆除液が行き渡り、5分ほど経過したところ、地肌から成虫がもぞもぞと何匹も出てきて・・・
step
5悲鳴をあげる。
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6専用のすき櫛で髪の毛をとかすと、今度は櫛のすき間に幼虫がびっしり取れる。
step
7ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!となる。
step
8洗い流して普通にシャンプー・リンスをする。
step
9ドライヤーで乾かす。
書いているだけで鳥肌が立ちます(泣)
くしをとかす度に虫が取れるので、娘の頭をシラミの巣窟にさせてしまったと自分を責めました。
娘よ、気づかなくてごめんね。
シラミ地獄。ゴールは長い
シラミを一見駆除したかのように見えても、卵がひそんでいる可能性があるので、発見から10日間は3日に1度スミスリンシャンプーをします。
というのも、上で説明した通り、卵はスミスリンシャンプーでは死滅しないのです。
孵化を待ち幼虫を駆除するしか方法がないので、約10日で孵化するとされているサイクルを狙って、10日間はシャンプーを2・3日置きにしなければならないのです。
卵にはアタマジラミ専用櫛がいい!
絶対におすすめなのがアタマジラミ駆除専用のくしです。スミスリンシャンプーに付いているくしでは取れない卵も見事にキャッチしてくれます。
3種類の櫛が入っていて、特にステンレス鋼の櫛がお役立ち。このくしセットのおかげで、素早い治療ができました。
ココがポイント
発見1日目は成虫と幼虫全駆除。
2日目はステンレス櫛で卵除去。
3日目で卵完全除去。
1回1回熱湯消毒しましょう。
成虫発見以降、卵が孵化することなく全滅しましたので、シラミ専用くしは絶対買いです。
洗濯分け&乾燥機
我が家がもうひとつ対策をしたといえば、洗濯物を分ける方法です。シラミ感染者の着たものは、別で洗い、乾燥機を30分間回しましょう。
シラミは熱に弱いので、乾燥機30分で死滅するようです。
我が家は1週間続けました。

フローラルの中にツンとした匂いがあります
また、布団や枕カバーも洗濯できるときはして、天気が悪いときはダニ・シラミスプレーを使っていました。髪の毛から落ちたシラミはこれで仕留める作戦!気休めかもしれませんが、ある無しでは大分違うと思います。
誰もがなる可能性がある
私の母に電話でしらみのことを話したら、「不潔にしておくからよ!」と責められましたが、毎日お風呂に入り毎日髪の毛を洗っていました。
今の時代、しらみと不潔はイコールで結ばれません。誰でももらってくる可能性があります。
保育園・幼稚園児や低学年のお子さんが頭を掻いていたら、髪の毛をかき分けて確認してみてくださいね。
もちろん、家族全員にうつる可能性が大です。兄弟はもちろん、大人も気をつけてくださいね。